早生樹林業 −神話と現実−
クリスチャン・コサルター、チャーリ・パイスミス著
太田誠一・藤間剛 監訳

Fast-Wood Forestry - Myths and Realities -
Christian Cossalter and Charlie Pye-Smith

この冊子はCIFOR(Center for International Frestry Research・国際林業研究センター)のForest Perspectivesシリーズの1冊です。日本語訳の出版に際し、当センターも協力をしました。
CIFORのホームページよりPDFファイルでの日本語版・英語版のダウンロードが可能です。

はじめに
第1章 植林の歴史
さまざまな早生樹植林
第2章 環境問題
植林と生物多様性
水に関する論議
植林と土壌
害虫 −植林のアキレス腱?
遺伝子組み換え樹木 −好機か脅威か?
植林と地球温暖化
第3章 社会問題
雇用; 競争議論のバランスシート
土地所有と対立
第3章 経済問題
急増する需要
奨励金と補助金
規模の経済
地球をかけて
第5章 結論

早生樹林業:神話とと現実は、早成樹林業に対する肯定的ならびに否定的な主張を総合的に分析したものである。本書は、作り話から事実を、憶測から科学を、誤った情報から真実をよりわけている。環境保護論者はしばしば早生樹林業の悪影響を誇張して主張してきた。一方で植林企業は、これまで早生樹林業が実際に環境や地域社会に与えてきた悪影響を過小に評価してきた。本書は早生樹林業が生物多様性、土壌および水資源に与える影響を詳細に検証している。また早生樹林業が地域社会に雇用、社会基盤整備そして富といった様々な社会的利益をもたらすという、植林企業の主張にも分析を加える。さらに、早生樹林産業を振興するため、国や国際開発期間が実施する補助金および奨励策の利点と問題点について検討する。本書は早生樹産業の環境および社会的な役割をいかに改善すべきかの一連の提案を結論として提示している。総合的で信頼でき、しかも生き生きと平易な文章で書かれた本書は、環境保護論者から植林擁護論者まで、学会からNGOまで、そして政策決定者から資源利用立案者まで、開発問題に興味を持つすべての人々の期待に応えるだろう。

Forest Perspectivesシリーズの各書は、重要な森林問題に関する論議や論争を促進するために出版施荒れている。これらの出版物は国際社会における対話と情報の交換を助けるためにCIFORから出版されている。これらの出版物のPDF版がCIFORのウェブサイト(www.cifor.cgiar.org)からダウンロードできる。


閲覧、入手御希望の方は海外産業植林センター(下記)へお問い合わせください。

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